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自動車税|減免申請できない場合

2023/04/18

自動車税の減免申請をしようとしたが、できないと言われた・・・

2023年4月6日に自動車の移転登録に合わせて自動車税の減免申請をするために、富山運輸支局に行く前に自動車税センターによって手続きをしようとしたところ、自動車税センターの担当の方から「今日は手続きできません。」と言われました。

【手続きの概要】

  1. 新たに取得する自動車で申請。
  2. 手続きの種類は移転登録なので種別割はかからない。
  3. 年式が新しい自動車ではないため環境性能割もかからない。
  4. 手続き後の新所有者および新使用者は魚津市の身体障害者の方。

手続きができないなんて思ってもいなかったので、理由を聞いてみると下記のようなことでした。

  • 手続き時点で、その時およびその年度分に減免の対象となる税金が存在しない場合は手続きできない

その担当の方に何度か確認しましたが、上記のような理由で手続きできないとのことでした。合わせて、その担当の方は下記の資料を指さして説明されておりました。

【富山県の資料】

上記赤線部分を見ると、今回の手続きがもし来年1月以降に行われていた場合には、減免の申請もできたということになります。

(担当の方曰く、今回の手続きに環境性能割がかかっていた場合や今回の手続きが新規登録であった場合には、減免の対象となる税金が存在するため、手続きはできたとのことでした。)

自動車税の減免申請には申請できない場合があるということで、また勉強になった出来事でした。

関係法令

自動車税の減免に関しては、下記地方税法が基になっております。

【地方税法167条 環境性能割の減免】

  • 道府県知事は、天災その他特別の事情がある場合において環境性能割の減免を必要とすると認める者その他特別の事情がある者に限り、当該道府県の条例で定めるところにより、環境性能割を減免することができる。

【地方税法177条の17 種別割の減免】

  • 道府県知事は、天災その他特別の事情がある場合において種別割の減免を必要とすると認める者に限り、当該道府県の条例で定めるところにより、種別割を減免することができる。

その他

  • 富山県税条例
  • 富山県税条例施行規則
  • 富山県行政手続条例

上記法令は富山県のホームページ(富山県法規集)にて検索することができます。

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